医療経営情報
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文書作成日:2017/10/31


 今年も年末賞与支給の季節を迎えます。ここでは病院と一般診療所の別に、直近3年間(平成26年〜28年)の年末賞与支給労働者1人平均支給額(以下、1人平均支給額)などを、事業所規模別にご紹介します。

 厚生労働省の調査結果(※)から、1人平均支給額の推移などをまとめると下表のとおりです。




 5〜29人規模は28年のデータが公表されていませんでした。参考までに、事業所規模5人以上の調査対象病院全体の1人平均支給額は426,070円で、27年よりも1.5%の増加となっていました。また、きまって支給する給与に対する支給割合は1.11ヶ月分と1ヶ月分を超えています。
 30〜99人規模も1人平均支給額は27年より増加し、30万円台に戻りました。きまって支給する給与に対する支給割合も1.00ヶ月分となりました。






 28年の1人平均支給額はどちらの規模も27年より増加しました。5〜29人規模は26年以降でみると2年連続の増加となっています。30〜99人規模は増加したものの、26年の水準には戻っていません。
 きまって支給する給与に対する支給割合は、5〜29人規模が1.07ヶ月分で、直近3年間では最高の割合になりました。30〜99人規模は0.90ヶ月分と、3年間で最低の割合になりました。



 人材の採用や定着のために賃上げを行う医療機関は少なくないようですが、年末賞与にどこまで賃上げが反映されるでしょうか。


(※)厚生労働省「毎月勤労統計調査」
 日本標準産業分類に基づく16大産業に属する常用労働者5人以上の約190万事業所(経済センサス基礎調査)から抽出した約33,000事業所を対象にした調査です。きまって支給する給与に対する支給割合とは、賞与を支給した事業所ごとに算出した「きまって支給する給与」に対する「賞与」の割合(支給月数)の1事業所当たりの平均です。支給労働者数割合は、常用労働者総数に対する賞与を支給した事業所の全常用労働者数(当該事業所で賞与の支給を受けていない労働者も含む)の割合です。支給事業所数割合とは、事業所総数に対する賞与を支給した事業所数の割合です。


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